小児の薬の飲ませ方について JSH2019の主な変更点

小児の薬の飲ませ方について、情報がきれいにまとまったものがあったので、シェアします。

http://www.rad-ar.or.jp/use/child/index.html


JSH2019の主な変更点

・75歳未満の降圧目標を130/80mmHg未満に変更
・75歳以上の降圧目標を140/90mmHg未満に変更
・75歳以上で降圧目標が異なる他疾患合併時に忍容性があれば130/80mmHg未満を目指すよう変更
・冠動脈疾患の降圧目標を130/80mmHg未満に変更
・微量アルブミン尿、蛋白尿を合併しない糖尿病では、第一選択薬をRA系阻害薬、Ca拮抗薬、利尿薬に設定
・高齢者の運動に、転倒リスクを考慮した通常の速さでの歩行を推奨
・フレイル、要介護、エンドオブライフにある高齢者の降圧治療を記載
・高血圧管理の向上に向けた取組と今後の展望を記した第14章を追加


https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=12176

栄養士向け会社説明会!!

毎週やってきた会社説明会も本日で無事に終えることができました。のべ40名の学生に参加していただきました。弊社にご興味を持っていただき、誠にありがとうございました!
今年も明らかに学生の質や働く意欲が高く、誠実な人柄の方ばかりでした。最後は本気の方が多く、非常に熱い質問タイムでした、、。なごみ薬局は、薬剤師と一緒に、栄養士の可能性を広げたいと思っています。

元気があれば、エントリーもできる!!ダー!

引き続き #薬剤師募集中 です!!

~世界の薬局①~

なごみ薬局には海外旅行好きスタッフが何名かおりますが、その1人である私が、今までの旅行で撮影した世界の薬局の写真を、数回に分けて紹介させていただきます。

まず今回はヨーロッパと北米です。

ヨーロッパには、世界最古の薬局があります。

イタリアのフィレンツェにあるサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局で、建物自体は1200年代のものだそうですが、残念ながら私はフィレンツェでの旅程がタイトで、訪問することができませんでした。

代わりにイタリア旅行中の街中の薬局写真を2枚。

電光看板がいずれも十字マーク。2枚目は赤ですが、緑のものが多かった印象です。

また、ガイドさんのお話によると、イタリアの電光看板で点滅が許可されているのは薬局だけなのだとか。

FARMACIA(ファルマチーア)が「薬局」の意味。

次に、クロアチアの首都ザグレブで見た、薬局の看板。

やはり緑の十字ですが、中の図が「ヒュギエイアの杯」です。

ギリシャ神話に登場する名医アスクレピオスの娘であるヒュギエイアが持っていた杯で、蛇の巻きついた杯として表現されます。

「アスクレピオスの杖」、「ヒュギエイアの杯」のどちらも医療の象徴として世界的に広く用いられているシンボルマークですが、前者が医学、後者が薬学のシンボルマークとして用いられる場合が多いと言われています。

これは覚えておくと便利で、旅先で現地語が分からず看板の文字が読めなくても、看板にヒュギエイアの杯があれば薬局!

後日イスラム圏について紹介しますが、欧米とは宗教が違えど、イスラム圏でもよく目にしたマークです。

クロアチア語でljekarna(イェカルナ)が「薬局」。

クロアチア最古の薬局はマラ・ブラーチャ薬局で、人気の観光地ドゥブロヴニクにあり、世界で3番目に古い薬局だそうです。

秘伝のレシピで作られるハンドクリームや化粧水等が大人気。

撮影禁止なので写真はありませんが、気になる方はガイドブックやインターネットでご覧ください。

代わりと言っては何ですが、クロアチアの都市スプリットで、その土地で最古の薬局に行きました。

レトロな立て看板と、店内の棚に薬瓶が配置された写真の2枚をご紹介。

棚右端に、ヒュギエイアの杯の飾り絵が見えますね。

こちらは、クロアチアの歴史的都市シベニクで、石造りの建物が並ぶ旧市街内の壁に表示された経路案内札。

そして中欧オーストリアの首都ウィーンには、大理石とモザイク造りが美しいエンゲル薬局があります。

オーストリアの公用語はドイツ語で、APOTHEKE(アポテーケ)が「薬局」。

窓上の壁画に、壺のようなものに巻きついた蛇が見えます。

入口両脇のエンゲル(ENGEL=天使)が盃を掲げ、その腕に蛇が巻きついているのも見えます。

これらも、ヒュギエイアの杯を表しているか、それに着想したものかと思われます。

また、2つ目の写真は別の薬局ですが、APOTHEKEの頭文字Aをヒュギエイアの杯にデザインしたものが薬局を表すマークになっており、「端的にわかりやすく」というドイツ語圏らしさと、音楽の都であるように芸術性に優れたウィーンらしさとを兼ね備えたデザインが、個人的には好きです。

他国では薬局は緑色のマークが多いところ、オーストリアでは赤にしているのも、国旗や国営航空会社等のカラーに合わせているのかなと、私が勝手にですが、愛国心を感じます。

今回の最後は北米枠でハワイ ホノルルより。

こちらは調剤併設のドラッグストアで、フロアが広かったことと、店内に一般用医薬品のクラリチン(花粉症の方はなじみの商品でしょうか)がたくさん在庫されていたのが目につきました。

本土と離れたハワイとはいえ、さすがアメリカ、フロア面積も在庫も、スケールが違うなぁ…と思いました。

次回はイスラム圏の薬局を紹介したいと思いますので、楽しみにお待ちくださいませ。

新卒採用向け会社案内のパンフレットを作成しています。

本日、上高田店と中野本店にて写真撮影を行いました。
モデルはなごみ薬局社員です。新卒入社のIさんとママ薬剤師のMさんにご協力をいただき、入社を決めたエピソードや入ってから感じたツライこと楽しい想い出など赤裸々に語っていただきました。

一つ一つ丁寧にコミュニケーションを取りながらブランドを作り込んでいく過程は、医療と似ているなといつも思います。一生懸命、相手を思いやりながらニーズに応えて感動を提供するのは薬剤師も栄養士も同じ。

今回のキャッチコピー「私の、薬局。」

できあがり次第、🌟エントリー頂いた方には無料でご郵送いたします!
2020年新卒薬剤師 採用受付中です。

昨年は理科大から、今年は昭和大学から新卒入社されています。
アートで心から笑顔になれる薬局を都内に増やすために、ぜひ力をお貸しください。

薬剤師セミナーを開きました!

新卒薬剤師向けに合同説明会を新宿にて開催。
たくさんの学生に興味を持っていただきました。

こんなに来ていただけると思っていなかったので、正直準備不足・・
私達のビジョンや志を伝えきれなかったと反省しております。
誠実に事業を行っておりますので、ご都合の合う方はぜひ薬局見学にいらしてください。2020新卒薬学生のエントリー受付中です。
アポイントメントは、HPの採用からか直接西荻窪店@採用担当の佐藤までご連絡下さい。何卒宜しくお願いいたします。

日曜にもかかわらずご来場いただき、誠にありがとうございました。

新人研修2019について

なごみ薬局は、新たな新人研修制度を始めます。

しっかりと1年間のスケジュールと達成基準を決め、評価に反映させることで入社後地域で活躍できる薬剤師に成長していきます。

調剤薬局未経験の方も、個人のペースに合わせながら一人前の薬剤師になることができます。

私も入社された方に寄り添い、わからないことがあれば一緒に考え、患者さんを心から笑顔になってもらえるよう頑張りますので、なごみ薬局へぜひエントリー下さい。

こちらのスライドは、昨年入社された薬剤師のKさんに作成していただきました。私も含め今年度以降、全員で本当に教育体制に力を入れていきます。

楽しい職場、笑顔が溢れる職場、しっかり患者さんに対応できる職場があってこそ、専門的な知識を活かせると思います。大学では教えてくれない「人」という土台をつくれる職場でありたいです💫

全世代型の地域共生社会を考える。

ハワイから来られたソーシャルワーカーのこびらさんにお声がけいただき、薬剤師としてパネラー参加してきました。
地域共生社会とはどんなものなのか、ソーシャルワーカーの役割とは何なのか、医療従事者としてどう関わればいいのか?準備することで色々整理することができてよかったです。

アロハの精神とても好きです。注意深く正直に和を持って誠実に情のもと、忍耐。一人ひとりに浸透し、文化・社会を作っていく。

私の発言は、不勉強で恐縮ですが「未来に期待したいソーシャルワーカーのあり方、その可能性について」という難しいお題に対して、3つにまとめました。
・社会のつながり、組織についてお金のつながり血の繋がり、帰属していることの責任について。我がごととして、社会(組織)の空気を感じることが共生で大事なのではないか。
・一人でも多く未来のソーシャルワーカーが自立することが大切なのではないか。正しいことをするには、稼がないといけない。
・限りある命を意識することが大事なのではないか。可能性を信じて行動すること。

社会問題は自動的にはなくならない。
実践することに意味がある。とても刺激的で意味のある時間でした。
普段あまりソーシャルワーカーの役割を認識していませんでしたが、おかげで色々考えさせられました。貴重な機会をありがとうございました♪

中野区薬剤師会の他職種連携セミナーに参加してきました。

訪問看護ステーションの方と蜜にお話ができてよかったです。薬学部の実習生も一緒に参加しました。とてもよい発言をされていました。^^

お題は、認知症の患者さんのケース、訪問看護ステーションや他職種とどのように連携していくか。実際に看護師さんがどんなことをされているのか、薬剤師が訪問でどのようなことをしているのか、5分ずつ紹介しあったあと独居老人のケースで介入の仕方について話し合いました。

いろんな介入の仕方があるかと思いますが、ざっくばらんに対話を通して普段なかなかお会いできない方たちとコミュニケーションを取れたのがとても良かったです。

副作用が出始めそうだったら情報共有してほしい!とか、薬物動態的に飲んで大丈夫か、朝の薬は昼でも大丈夫か、判断に迷う時がある。相談にのりたい。

お金のことはどうなっているのか、一包化はサービスなのか、どこまで頼んでいいのか、どこからは嫌がられるのか、看護師さんも薬剤師とはじめて話せたことも多いようでした。雑誌やネットでは手に入らない地域の健康情報を共有したりしました。いつも看護師さんのおかげで仕事ができているし、助けられていることも痛感しました。

薬剤師は適切な服薬指導で適正使用を促し治療効果を上げ、普段は発言が少ないけれども(発言が多いと良くない)命に関わるミスを防ぐ仕事。大きなマイナスをゼロにする、そんな風にケアに関われたらいいなと思いました。

他のテーブルの話を聞いて思ったのは、薬剤師も人の役に立ちたい、看護やリハの人とつながり、ケアの目的を共有したい。中野区はそんな人達がたくさんいて、この地域で働けて本当によかったと思います。薬剤師は何をやってるかわからないと思われがち?ですが、ガンガン担当者会議に出席して、呼ばれるようになって、他職種から信頼を勝ち取って、関わり続けられる町の薬局になれたらと思います。