小児の服薬指導 なごみ勉強会

「極める!小児服薬指導」勉強会を行いました。
2019年2月9日 14時半〜15時 主催 S

【目標】
小児科処方の服薬指導スキルアップ→顧客満足度アップ

【本の内容を紹介】
◯患者指導せんを活用
忙しい保護者には(どんなに私達ががんばって説明しても)薬局の説明が記憶に残らないことがある。
帰宅後に参照できるメモ(患者指導せん)があれば、確実に伝わりやすい。

◯時には「頑張り過ぎないで」と伝えてあげよう
子育ての大変さは、想像以上。日々、頑張る保護者をいたわる気持ちを忘れずに。

◯プレパレーション(子供にわかりやすく説明)で服薬アドヒアランス向上
これから行なわれる治療を子どもにわかりやすく説明して、不安や恐怖を軽減し、前向きに取り組めるようにするためのケアも必要。

◯おすすめの飲ませ方は年齢に応じて変わる
小児への薬の飲ませ方は「乳児」「1歳前後〜3歳」「4歳以上」に分けて考えると対応しやすい。

①本能的になんでも飲み込もうとする、比較的素直に薬を飲んでくれる「新生児〜乳児」

②薬をひどく嫌がることが多い「1歳前後〜2歳」

③納得すれば我慢して飲める「4歳以上」

①新生児〜1歳前後
・横抱きにし、スポイトで飲ませる。
・お薬団子を頬の内側に塗る方法もおすすめ。※団子を作るコツは「1滴ずつ」水を加えること。

②1歳前後〜3歳
・嫌がってどうしても飲めない場合は、食品との混合を検討する
・少しでも飲めたら必ず褒めるよう保護者に伝える
・おなかが空いている食前(あるいはミルクの前)に飲ませる
・食事中に薬を飲ませ、その後に残りの食品をさらに食べさせて口に残った薬を流す
・少しずつ飲ませる

③4歳以上
・本人に理解してもらい、自ら進んで飲んでもらうための指導が必要。
・薬は水で飲むのが基本。
・「おとなのみ」の例を紹介。

【Mさんより子供の成長、食事に関連しての発表】
・お薬団子は赤ちゃんには有効だが、ある程度年齢がいった子のママには評判悪い(飲ませにくい)
・ジュース、お茶、アイスなどの一般的な服用開始年齢→これを踏まえてアドバイスできると丁寧
・味が濃い野菜ジュースは薬の味をマスクしやすくてオススメというママ談あり
・4歳くらいになるといろいろ分かってきて騙せなくなってくる→子供の薬は子供にも話しかけて納得して飲んでもらう、大袈裟にほめる、などが有効かも!

【提案】
◯やってみた!
・巻末の指導せんを印刷した
→家に帰ってから確認できるように

・ステロイドの使用が怖いって質問をよく受けるので、そのQ&Aをとりあえず印刷してみた
→軟膏メーカーにそのような指導せんがないか問い合わせるか、自分達でかいつまんで指導せんにしても良いなと思ってます。

・「にがいおくすり飲めるかな」絵本を買ってみた!
→子供向け(にがいおくすり飲める?読んでみて!)、大人向け(お子さんに薬を飲ませるのを頑張っている保護者の方へ)のPOPを書いて待合室に置きたい。

・牛乳アレルギーの子が飲めない薬一覧
→少し古いがスズケンのDI作の一覧を出してみた。スズケンのDI情報は使えます!(Sオーダー→医薬品検索→ドラッグインフォメーションタブより。小児に限らずいろいろな表や情報が見れます)この様な「役立つ一覧」「小児科で頻出のこと」をクリアファイルブックなどにまとめて監査台に置くと良いかも。

◯やってみたい!
・定例でくる患者さんに「お薬のどんなことに困ってる?」アンケート→その指導せんをそろえる!
忙しい時にやらなくてもいいけど比較的落ち着く曜日や夏の閑散期とかに。

・Mさんにママ目線の発信してほしい!
→ぜひいろんなことをシェアしてほしい!

・イナビル一緒に吸う。
→怖がって吸いたがらない子供を何人か見てきた。私たちがデモ器を吸ってみせるのはどうだろう?飛行機の中のCAさんのデモみたいに…。

・冬は感染症や乾燥、夏は熱中症、薬剤師目線の季節のアドバイスも良いのかも。(毎回Do処方の子供になど)

・(Tさんの意見)閑散期に時間を決めて、おくすり相談会、栄養士による栄養相談会を開くのはどうか?普段忙しい時間帯にはゆっくり相談できない患者さんからのお薬相談に答えたり、他に患者さんが困っていることも聞けるかも。

【まとめ】
忙しいママさんたちにお待たせしないよう正確に調剤し、治療効果を最大化できるよう短い間に最低限の説明をしつつ、必要に応じてダイレクトにシンプルに情報提供できれる準備が社員全員にできなければいけないと思います。クリニックや薬局との関係を患者さんが安心して構築できれば地域医療と健康に貢献できるのではないかと思いました。薬は口の中へ入れるもの、理論やエビデンスでは正しいとわかっていても感情や不安が治療を遅らせてしまうこともあります。専門的知識を持った薬剤師が適正使用できるよう、これからも正しい知識を発信できる薬局になれればと思います。

未来をつくるkaigoカフェの食支援の勉強会

昨日は高瀬 比左子さんの未来をつくるkaigoカフェの食支援の勉強会に行って参りました。来年から管理栄養士を新卒採用してしまったので、自分も勉強せねばと思い参加。
>>以下自分用メモ。
介護士も歯科医師も管理栄養士も薬剤師も看護師もケアマネさんもSTPTOPさんもできることは限られている。なので、どう連携しどう結果を出すのか。。今回は「食べること生きること〜食べられるまちづくりとは〜」というテーマで、ふれあい歯科ごとう代表の五島先生のお話を伺いました。とても勉強になりました。参加してとても良かったです。
薬局や保険外の介護保険アイケアユー(R4.みつけあになりました)でも取り入れたいなと思いました。
☆研究会の目的
意識の向上/ネットワーク作成/地域での実践/広める
理学療法士と福祉用具専門員との組み合わせはファンタジスタ!
一度に解決してしまうことも。
在宅の栄養指導→ 結果をプリントして残すことでリピート
・見つける人・つなぐ人・結果を出すこと
→これがまちづくり。
他職種連携するには。
連携って何?
プロがプロの仕事をすること。
スキルとウイル(意志)

共通言語は日本語です。
・他職種だからこそ具体的な言葉。
・他職種に無駄な情報を流さない。

相手が何を求めているかわかりあい、
適切な日本語を用いて伝え合い、
プロがプロの仕事をすること。

その後のテーブルディスカッションでは歯科医師、税理士、特別養護老人ホームの看護師、介護人材派遣会社(グロービス生)の面白い感じのメンバーに恵まれ、みなさんのおかげで非常によい対話ができました。
少しだけ共有。イシューは他職種で連携するにはどんなことが必要か?
連携できない原因は、異常なプライドだったり心の壁だったり、職種の壁だったり、患者を自分のフィールドに囲いたがったりする人。心を亡くすと書いて忙しいと読みますが、忙しさから視野が狭くなってしまう。だから、目的の共有が必要。患者さんを大事にしようと思ってみんな頑張っていることを忘れがち。
また、連携は、連携して終わりではなく、関わり続け行かなければいけない。そのためには、素直さ、感謝、尊敬、疑う。やさしいだけでは支援とはいえず、強くないと続けることはできない。
人に頼ることも大事。自分の力を信用しない。適切に判断して、専門職につなぐ。力を借りることが大事。ネットで調べる時間より、人に聞くことが大事。
夜の勉強会費を出している介護施設もある、自己投資。人に投資できなかったら、何が連携か。
と、そんなことを対話しました。

高瀬さんのまとめもとても良かったです。褒めあったり比べたりするものではないのですが、やることをやる、ひたすら続ける高瀬さんに脱帽です。昨日の新宿の熱い方たちと同じ空間にいると感化されます。昨日もありがとうございました😊
みなさま、お疲れ様でした。


★なごみ薬局 先輩紹介 第5回目★

先輩紹介 第5回目は林さんです。

1、自己紹介
初めまして、薬剤師の林です。
6年制1期目で卒業し、東京の大学病院に就職しました。大学病院では医療の最先端にいながら薬の勉強をし、薬剤師としての能力を高めていきました。
4年間病院に勤務したあと、医療現場で使える経営の勉強をしたいと思い、経営の大学院に通いだしました。その時に病院からドラッグストアへと転職いたしました。ドラッグストアでは、 OTC販売に従事し、接客やサービス業について学べたと思います。
なごみ薬局へは社長の渡邊さんに大学院で知り合い、声をかけていただき来ることになりました。新しいことへ挑戦していく社長の前向きな志に共感し現在いっしょに仕事をさせていただいています。

2、なごみの良いところは?
社員全体が若く、トップまでの距離が近いため自分の意見が通りやすい点は特徴的だと思います。
同世代の職員の中で互いに協力しながら社員ひとりひとりが本当に一生懸命働いている事もなごみ薬局の良いところだと思います。
社長がMBAの資格を持っていて考え方が経営者視点であることも仕事をしていて面白いところです。

3、今何が楽しい?
自分の意見の通りやすい職場で患者さんのため、会社のために何ができるかを考えて実行に移していく事。それができる職場で働けている事を楽しんでいるように思います。

4、目標は?
薬剤師として患者個々の医療から地域医療、医療費といった国の問題にまで意識して働けるようになりたいと思っています。

 

【なごみ薬局・夏採用あります】

2018 日本在宅薬学会に参加してきたので報告

7/15、16と日本在宅薬学会に参加してきたので報告します。
在宅医療、地域包括ケアシステム、ポリファーマシーをはじめ幅広い発表がありましたが、講演ごとではなく項目ごとにまとめ直してみました。

(なごみ薬局では、学会への参加費を助成しています。薬剤師募集中です!)

◯薬剤師の業務のこれからについて
これまでは、処方せん鑑査→調剤(鑑査)→服薬指導、の流れで完結していた。AIの発達により、これらの業務は今後はロボットでも代替できるようになる可能性が高い。
重要になるのは患者さんが薬を飲んだ後までフォローする事で薬物治療の質を向上させる。例えば薬剤師もバイタルサインチェックを行い、前回処方の妥当性評価、次回処方への提案・処方設計への介入をしていく必要がある。薬剤師の介入により医師の診断に薬学的知見を組み込む。
薬剤師によるバイタルサインのチェックについては賛否あるが2014年に改正された薬剤師法第25条-2を根拠の一つとして、違法ではないと認識されている。
今年度の診療報酬改定で新設された「服用薬剤調整支援料」も薬剤師による処方提案を後押しする材料。

◯ポリファーマシーについて
高齢化に伴いポリファーマシーが問題になっているが、ポリファーマシー対策のアウトカムは何か?薬を減らすことが目的になってはいないか?あくまで患者の健康状態の維持・向上を目的として処方見直し、薬物療法の適正化を行う。アンダーユース(使うべき薬が処方されていない)などの問題もある。「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン 2015」という書籍(本店に一冊あります)に開始を考慮すべき薬のフローチャート、総コリン負荷、SCAP法(クロルプロマジン換算)など載っているため参考にする。薬剤師の役割に言及されいる部分は必読。

◯オンライン服薬指導
以前から過疎地に限り医師によるオンライン診療ができるようになっていたが、ここ2〜3年で国としてオンライン診療を推進する方向に舵を切り、ガイドラインも整備されつつある。今回改定から新たに評価の対象になっている。
それに伴いオンライン服薬指導についても政府の規制改革推進会議が早期実施を提言し、今年度中に愛知県、福岡市の離島、山間部と兵庫県養父市全域で実証実験が始まる。薬剤師の場合は薬機法で服薬指導を対面でおこなうことが義務付けられており、国家戦略特区での実証実験実施ということで、地域は限定する。
また、アメリカではAmazonがネット薬局を買収し話題になっている。

オンライン診療のシステムについて追記。
既にオンライン診療で使われているシステムYaDocは「モニタリング」「問診」「診察」の機能を有する。問診内容は患者の疾患ごとに設定され、バイタルサインと共にスマホ上で入力しておくと医師が診察前にしっかりと患者の症状を把握することができ、データも経時的に確認することも可能。
https://www.yadoc.jp/

◯在宅でのICTの活用
三重県の事例。ICTの活用により夜間救急クリニックや介護関係の多職種との連携強化につながった。
深夜の電話のやりとりに医師がストレスを抱えていたのが導入のきっかけ。電話やFAXを使用せずスマホ等でリアルタイムでの情報共有ができ、多職種間でも気軽に相談できるようになった。
とても有用だが、課題は他の医療機関の参入がないこと。医師が積極的でないと難しい。他の事例で千葉県柏市ではうまくいっているが、こちらは自治体主導で医師会が全面協力している。
発表者のおすすめは帝人ファーマのバイタルリンク。何社か試したが使いやすいとのこと。
https://medical.teijin-pharma.co.jp/zait…/product/vitallink/

以上です。長くなりすぎないよう、省略した部分も多々あります。
質問、疑問がありましたら気軽にお声がけ下さい。

(なごみ薬局では、学会への参加費を助成しています。薬剤師募集中です!)
Hさんも参加。感想とスライドを共有します。
地域包括ケアを積極的に推進している地域の講演では、地域を巻き込むリーダーになるのに役職は関係なく、医師、薬剤師、ケアマネージャーなどそれぞれの立場の人が積極的に行動し、計画を推進していた。他職種の連携、協力は必要となるが、行動を起こすのに立場は関係ないことを学んだ。
今回の学会では今後薬局薬剤師がどうあるべきかを、どのようになっていくべきかを考えさせられた。薬局にいてできることは減ってきており、今行っている業務の半分位はIT化されより正確に行えるようになっていき、今までのビジネスモデルでは立ち行かなくなることが目に見えている状況で、薬剤師の強みを活かして医療に貢献していく覚悟が必要と感じた。
以上になります。

勉強会報告:依存症治療について〜薬物依存とプロセス依存〜

7/19に豊島区薬剤師会による研修会「依存症治療について〜薬物依存とプロセス依存〜」に参加しました。
睡眠薬の依存の話を期待していたところ、実際にはそのような話ではなかったのですが、統合失調症や認知症の他 依存症治療も手掛けている精神科医師による興味深い内容でしたので、報告です。

(なごみ薬局では、勉強会の参加費を助成しています。薬剤師募集中です!)

【依存症と精神疾患の一種である強迫性障害は別物】
・強迫性障害:例えば 手洗いや施錠確認等を何度もしてしまう
その行動をしないと不安、している最中は苦しいが行為終了後に安心する
・依存症:大麻、ギャンブル、痴漢など
行為中は気持ちいいが、終わったら後悔・落ち込む

【依存症の種類、原理、ドーパミン関連ワード】
・物質依存症:覚醒剤、大麻、阿片、危険ドラッグ、お酒、タバコ、カフェイン
・行為依存症:痴漢、盗撮、ギャンブル、万引き、露出
・これらにより脳内でドーパミン(三大神経伝達物質の1つで 快感ややる気に関与、通常の生活では 食事・性行為・業務の完了により放出される)が放出される→同じ刺激が続くと、やがて放出されにくくなる=耐性
・ストレス?味?
ストレスがあるからついついタバコを吸ってし
まう→では喫煙中はストレスがないのかという
とそうではない 依存しているだけ
アルコール中毒の人はお酒の味が本当に好きな
わけではない これも依存しているだけ
・時間×量、依存物資×依存体質 で依存形成
・再発、感作
中断後の再開で4〜6倍のドーパミンが放出され
るが、その後はそれほど出ない
・ストレス時にも分泌される

【睡眠薬の依存】
・デパス、ロヒプノール、マイスリー
・アモバンやベルソムラで起こした人(予定より早く再診に来てしまった人)は、このクリニックではいない

【行為依存】
・行為依存症とは、プロセス依存症
ビギナーズラックから始まる
(初めてのギャンブルで大損した人はギャンブ
ル依存症にはならない)
のるかそるかのドキドキ依存症
(満員電車で痴漢行為をする人に風俗を勧めて
も行かない、ガラガラの電車内でもやるのかと
問うとやらないと返答する→風俗は触れるのが
当然だから、ガラガラの車内ではすぐに見つか
るから/満員電車という 見つかるか見つからな
いかの状態でできたという恍惚)
・心:海馬、扁桃体→欲望のアクセル
ビギナーズラックによりここに回路形成
・脳:前頭前野→欲望のブレーキ
飲酒により前頭前野の血流↓
お酒を飲むとラーメンを食べたくなるのは、
この部分のブレーキが落ちただけであり、本当
はいつも食べたい

【ドーパミンの特徴】
・痴漢でも盗撮でも露出でも万引きでも、「バレないように」で始まり「バレるまで」エスカレートしていく
そしてたとえ自分で中断しても、刺激にさらされたなら、ドーパミンは放出され行動化となり、感作される

【行動療法】
・自ら引き金を潰す→「THE TPO」を事前に意志の力で潰しておくこと
例えば盗撮の患者だと、
T:ツール→カメラ(盗撮用品、スマホ)
H:ヒューマン→仲間、ターゲット、親
E:エモーション→イライラ、悲哀、空虚、退屈
(イライラよりも他の3つの感情の方がドーパ
ミンを出したい状況)
T:タイム→休日、通勤時、営業の合間
P:プレイス→駅、公衆トイレ
O:オケイジョン→盗撮、ポルノを観ること
・自ら「二次ブレーキ」をつくる
どんなに努力をしても、年単位の経過の中で、
いつかは「引き金」が引かれる可能性がある
(ex.満員電車は避けてきたけれど…)→こうし
た事実を踏まえて、条件が 揃い「あっ」と意識
にあがった瞬間に何をするか事前に決めておく(ex.満員電車を見たらダッシュで逃げる)

【精神療法】
・専門医による動機づけ面接
・疾患について正確な知識を理解

【心理療法】
・原因論ではなく目的論で生きる
フロイト:原因論(精神分析)
AというイベントがBという症状を作り出す
アドラー:目的論
Bという目的を果たすためにAという症状を
作り出す(ex.学校に行きたくないからお腹が痛
くなる)
なぜ再発したのか?→したかったから、できたから、依存症だから
・自己肯定感について理解する
自己肯定感の低い人は、自分を否定する人を求める(普通自分を褒めてくれる人を求めるが、自己肯定感が低いと、そのダメな自分をダメな人間だと分かってくれる人 つまりお前はダメなんだと否定する人を選ぶ)

なぜ治療が難しいのか?
治りたい(再犯したくない)自分と治りたくない(またやりたい)自分とが同居しているから→人間の行動原理(痛みを避けて快楽を求める)に従って開始する

【最後に】
・人は幸せになるために生きている
例えば「こんな猛暑の中ゴルフに行ってしまった、でもいい汗をかいて気持ちよかったな」→後悔はしていない、幸せになっているため、夏にもかかわらず休みのたびにゴルフに出かけてしまうことは依存症ではない
言うなれば毎日メガネをかけていてもメガネ依存症にならないのと同じ→メガネをかけることで生産性↑、よかったな となる
・「条件付きの愛」の養育環境を経験すると人の心は病んでしまい、成長する過程で 怒りのコントロールができず、仲間に強く依存して、自己破壊的な人間になってしまう

【感想】
依存という暗くてとっつきにくいテーマ、かつ資料皆無の勉強会でしたが、例え話の面白い先生で、実際の診療上での経験談も含めてお話しして下さり、客席からは「趣味も一種の依存症ですか?」(ゴルフのくだり)と質問も出て、会場全体が聞き入っていました。
ちなみに「睡眠薬をなるべくやめた方がいいと分かってはいるけど なかなかやめられない」と言う患者には、アドバイスよりはとにかく共感の意を示すとよいとのことでした。

 

なごみ薬局では勉強会への参加費を助成しています。(なごみ薬局では、薬剤師募集中です!)

薬局の最適在庫量にマシンラーニングを実務実装しました。

マシンラーニングっぽく、薬局の最適在庫量を実務に実装しました。バックヤードを多変数(天気・曜日・配送時間・欠品データ・配達データ・季節・発注者・店舗位置・処方Dr・薬から疾患分類など)で設定し教師ありニューラル・ネットワークに置き換え、ハイパーパラメータの設定次第で予測精度が上がりそう。。深層強化学習は次の次のステップ・・^^;

#薬剤師 募集中

なごみ薬局は、アート×専門性×テクノロジーに力を入れています。

武蔵野美術大学で行われた社会人向けのデザインスクール1日講座に参加しました。

個人的にポップ作りなどに活用できるかと思い参加したので共有して活かせる内容ではないのですが、楽しかったのでデザインを意識してまとめてみました!
本講座ではないので内容は簡単なものでしたが、言語化はデザイン以外でも大切だということ、意識して空間やパッケージの印象を言葉にすることで感性を磨いて作品に活かしていく→心地よい薬局作りに繋がると思いました。
興味があればご覧ください。

なごみ薬局は、アート×専門性×テクノロジーに力を入れています。

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