なごみ薬局のここが「いいね!」
皆様こんにちは、なごみ薬局のここがいいねを紹介するコーナーです。
なごみ薬局に入社されると、こんな素敵なバッチをもらえます。
手触りがいいビニール製の艶のある質感と、意外と小さくて、胸につけているのも忘れてしまいます。
こだわりのコーナーでした。m(_ _)m
心から患者さんを元気にする薬局です。
マイナビ2019伝言板
〜 先輩紹介一回目Kさん 〜
1、自己紹介
薬剤師一年目で、以前は調剤併設のドラッグストア勤務でした。多忙のため、どうしても自分が目指している患者様対応とはかけ離れたものになってしまった事、自分のライフスタイルに合った勤務時間を求め、転職に踏み切りました。
なごみ薬局では、患者様のためにという会社理念と社員の気持ちに賛同し、忙しい中でもやりがいを持って働いています。
2、趣味
他県から引っ越してきたので、休日には東京散策をしています。その中でもカフェ巡りが好きで、おいしいコーヒーとお店の雰囲気に癒されています。
3、なごみ薬局の良い所は?
ただ仕事をこなすだけでなく、社員一人ひとりが業務に対し工夫、改善を考えながら薬局作りをしている所です。経験が浅い中、成果を上げるのは大変ですが自分の成長に大きな影響と刺激を与えてくれています。
また、役職がついていない人も経営に参加したり、店舗拡大も視野にいれているので、キャリアを積みたい方にも良い職場だと思います。人間関係も◎わきあいあい毎日頑張っています。
4、今後の目標
薬の知識を増やして、早く一人前の薬剤師になる事です。まわりの先輩方が豊富な知識をお持ちで、私も先輩方のように後輩に指導できるようになりたいです。また、資格取得支援の制度を使い、経験を積んで応用のきく薬剤師を目指しています。
なごみ薬局上高田店では定期的に薬の勉強会をしております。
その中で11/27発売になりました新薬を簡単にご紹介いたします。
◎ルパフィン錠(田辺三菱製薬):アレルギー性疾患治療剤
・抗ヒスタミン+抗PAF作用 ※PAF(血小板活性化因子)
ヒスタミンとPAFの2つのケミカルメディエーターを抑えることにより、即時型アレルギー症状を抑えるとともに夜間鼻閉などといった遅延型アレルギー症状の抑制も期待できる。
1日1回の服用、食事の影響は受けないが、副作用で眠気が起こりやすいため夜間の服用がおすすめ。薬の効き始めも速く、持続性もある。
12歳以上で使用可能。
新薬のため投与日数の制限があり14日分の処方になる。
2018年のスギ花粉飛散予測は西日本の一部を除いて前年より多くなるようです。東京は2月中旬より飛散開始とのこと。
花粉が飛び始める2週間ほど前から治療を開始することが最も効果的といわれています。そのため1月中旬までには医師に相談して自分の生活スタイルにあった花粉症対策を始めるこがと重要です。
新薬のルパフィン錠もぜひ。
しっていますか?足の病気、下肢静脈瘤について。
◎下肢静脈瘤とは??
足の静脈には心臓に血液を戻す時、逆流しないよう、弁がついているのですが、
その弁が壊れてしまうと!?
血液の逆流が起こり静脈に血液が溜まって膨れや蛇行、コブができます。
これが下肢静脈瘤です。
◎症状
・足の静脈が膨れる
・だるい、重い、疲れやすい
・ほてる、むくむ
・こむら返り
・かゆみや湿疹がある
・皮膚が赤黒っぽくなる
◎なりやすい人
・女性に多い
・加齢とともに増加
・親族に静脈瘤の方がいる
・立ち仕事に従事されている
・女性の場合、妊娠、出産をきっかけに発生
◎治療には 保存的療法、硬化療法、手術、血管内治療があります。
当局の上高田店があるメディカルプレイス内の上高田クリニックでは血管内治療に位置するレーザー治療が受けられるとのことです。
レーザー治療は健康保険が適用、短期滞在手術(日帰り治療)も可能で、手術部位の傷跡がほとんど目立たず、出血も少なくすむ治療になります。
気になる症状がある方はぜひ。
参考資料:下肢静脈瘤 リーフレット
いつもなごみ薬局をご利用いただきましてありがとうございます。
2017年も残りわずかとなりました。
さて誠に勝手ながら年末年始の営業は、下記の通りとさせていただきます。
・中野本店 12月29日まで 1月4日から
・西荻南口駅前店 12月29日まで 1月5日から
・上高田店 12月29日午前まで 1月4日から
ご不便ご迷惑をおかけしますが、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
過活動膀胱の診断と治療について(2017.11.30)
→東邦大学医療センター大橋病院 泌尿器科 教授
【過活動膀胱(OAB)】
・重篤な疾患によらない(≒原因不明の)機能的異常で症状に対するもの(確定診断でない)
・尿意切迫感を必須とし+頻尿又は夜間頻尿があるもので尿失禁は必須でない。
・過活動膀胱はOAB-SS(過活動膀胱症状スコア)の設問3の「尿意切迫感スコアが2点以上かつ合計3点以上」で診断できる。
・原因は加齢、膀胱容量減少、排尿筋過活動であり、医療従事者の勧めによる水分過剰摂取も原因になりうる。
【薬剤に関して】
<抗コリン薬>
・米国FDA 高齢者において疾患・病態によらず一般に避けることが望ましいと表明
<http://www.bmj.com/content/332/7539/455>
→軽度認知症誘発?
・副作用:抗コリン作用(口腔乾燥、便秘など)
・M3受容体への親和性:オキシブチニン>トルテロジン>ソリフェナシン>プロピベリン
・抗コリン薬の累積投与量↑→認知症リスク↑(休薬による帳消しなし)
・7.3年で2.3%に認知症発生(データ根拠不明)
【ネオキシテープ(オキシブチニン)】
・肝初回通過効果↓、唾液量は経口薬よりプロファイルが良い
(口腔乾燥:オキシブチニン貼付剤(6.5%)、プロピベリン(13.2%)、プラセボ(1.8%))
・貼付部位による中止が5.4%あり、オキシブチニン中止例の38%に該当するが、CNS系の副作用は低い
【ベシケア(ソリフェナシン)】
・患者さんの求めに応じて増量(Flexible Dose)が可能、半減期が38hour
【トビエース(フェソテロジン)】
・4mg→8mgへ増量可能。
・トルテロジンの活性代謝物。
・BBBを通過しない&高齢者に投与可能(65歳以上で臨床試験済)
・PhaseⅢ試験で虚弱高齢者での研究実施
(尿意切迫感≧6回/日 or 切迫尿失禁≧3回/日をinclusion、他剤は尿意切迫感1~2回/日)
<β3受容体作動薬>
・時代はこちらにシフトしつつある。
・レセプト情報データベースにて1年継続率が26%、他は16~21%(服薬遵守率が高い)
【ベタニス(ミラベグロン)】
・膀胱のβ3アドレナリン受容体に結合し、蓄尿期の膀胱平滑筋弛緩作用を増強させることにより膀胱容量を増大させ、OAB症状を改善する。
・n=1252の市販後調査にてOAB消失56%、SE:口渇0.26%、便秘1.67%と低い
・循環器系に対する安全性も確認
・75歳以上での安全性を12weekの市販後臨床研究にて確認
・Risk Benefitを考えると高齢者ではミラベグロン!
【OTC化】
・プロピベリン(バップフォー®)10mgがOTC化の予定
(75歳未満の女性で1週間の投与10mgに限る)
→薬剤師は「尿がひどく出にくくないか」尿の勢いについて必ず確認が必要。
日に日に寒さが増す今日この頃ですね。
例年12月〜3月頃に流行するインフルエンザ。
上高田店では、すこしずつですが流行り始めてきました。
保育園等でもすでに流行しているところもあるようです。
突然の38度以上の発熱に頭痛、関節痛、筋肉痛、全身の倦怠感などを伴うのがインフルエンザの特徴です。
潜伏期間が短く、感染力が非常に強いので、流行しだすと一気に感染者が増加してしてしまいます。
正しい知識を身につけてインフルエンザウイルスを体に入れないよう、日頃から予防を心がけることが重要です。
●インフルエンザウイルスを体内に入れないためには
①人ごみをさける
②手洗い・うがいをこまめに
③マスクを着用
④湿度を高くする ※インフルエンザウイルスは空気が乾燥しているときは活発に活動します。湿度を50%以上に保つと生存率は激減するといわれてます。
●インフルエンザを発症させない
①バランスの良い食生活
②適度の運動と十分な睡眠 ※無理のない運動を定期的に行い、たっぷりの睡眠を。免疫力がアップしてウイルスに対する抵抗力が強くなります。
③体を冷やさない
●予防接種を受けましょう
予防接種はインフルエンザ感染を防ぐ有効な方法のひとつです。予防接種を受ければ絶対に感染しないわけではありませんが、発症しても重症化を防ぐ効果を期待できます。
きちんと理解して、もしものときに備えましょう。
参考文献:新宿区保健所 資料