お薬の当日配達も行なっております!

こんにちは。中野区のなごみ薬局在宅医療チーム・訪問薬剤師の3号です😊

今回は、お薬の当日配達について書きたいと思います。

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これを言うと驚かれることも多いのですが…

なごみ薬局ではお薬の当日配達も行なっております!

通常、定期処方であれば、処方翌日〜前回お渡しした薬が飲み終わるまでにお薬を持って訪問することが多いのですが、

緊急時、在庫がある薬の場合には、当日配達も対応しております。

例)

・突然のケガや症状の悪化があり、今日から飲み始めたい薬がある

・検査結果により、すぐにでも薬の変更や増量・減量が必要である

このような場合、柔軟に対応させていただきます。

詳しくはご相談ください。

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なごみ薬局では薬剤師による居宅訪問を行っております。

ご依頼・お問合せは、お気軽にお電話でどうぞ。

03-6454-0595

なごみ薬局のポリファーマシーに対する介入

こんにちは。中野区のなごみ薬局在宅医療チーム・訪問薬剤師の3号です😊

今回は、なごみ薬局在宅医療チームが行なった、ポリファーマシーに対する介入について書きたいと思います。

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ポリファーマシーとは?

多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんとくすりが飲めなくなったりしている状態をいいます。

単に「服用する薬の数が多い=悪い」ということではありません。

しかし、高齢者では、使っている薬が6種類以上になると、副作用を起こす人が増えるというデータがあります。

また、高齢になると、肝臓や腎臓の働きが弱くなり、薬を分解したり、体の外に排泄したりするのに時間がかかるようになり、

若い頃よりも副作用が起こりやすくなるので注意が必要です。

薬局薬剤師の目から見ても、服用タイミングが多かったり飲み方が複雑で薬が正しく飲めず、せっかくの薬の効果が上手く出ていない…というケースを多く見てきました。

実際の事例

最近在宅訪問の介入が始まった患者さんなのですが、認知症のある高齢の患者さんで、薬を6種類以上服用していました。

患者さんでシートを切って薬を管理していたのですが、初回訪問時に同席した娘さん曰く、「胃薬は、自分で判断して飲まないことも多いみたい」とのこと。

ご本人からも「飲まなくても胃の調子は問題ないから、飲まない時もある」とのお話が聞けました。

また娘さんから「薬の量が多いのが心配なんです。減らせないんですかね?体も小さいし、薬でお腹いっぱいになっちゃいそうで」とのお話もありました。

診療レポート

診療レポートには「胃薬服用で胃の症状抑えられているようなので継続します」との記載がありました。

そこで、「医師はご本人が飲んでいないことを知らないのかもしれない?」と思い、

情報提供書(トレーシングレポート)にご本人や娘さんからヒアリングした胃薬の服用状況や娘さんのご希望を記載し、

「服用必要性について再検討いただけますか?」と病院に電話し、詳細をFAXで送りました。

すぐに電話返答いただけた!

するとその日のうちに、処方医から直々にお電話をいただけました!

次回より、2種の胃薬のうち1種を削除するとのこと。

すぐにご検討いただき感謝です。

処方変更後の体調変化についても、引き続きヒアリングし、医師へ情報提供していきたいと思います。

なごみ薬局はポリファーマシーの問題に取り組んでいます

ポリファーマシー対策には、薬を削除する他にも、「服用タイミングをまとめる」「服用回数の少ない薬に切り替える」「合剤を検討する」などの方法があります。

これからも薬の専門家として、ポリファーマシーの問題に取り組んでいきたいと思います。

参考)

「あなたのくすり、いくつ飲んでいますか?」

https://www.rad-ar.or.jp/knowledge/post?slug=polypharmacy

「どうしてる?ポリファーマシー対策」

https://pharmacist.m3.com/column/summary/1542?promotionCode=op_pcolumn_1473

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なごみ薬局では薬剤師による居宅訪問を行っております。

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処方箋の備考欄に「訪問指示」と書くだけです

こんにちは。中野区のなごみ薬局在宅医療チーム・訪問薬剤師の3号です😊

今回は、病院・クリニックからよくある質問についてお答えします。

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訪問指示は、処方箋の備考欄に「訪問指示」と書くだけです

最近は薬局から病院に「今後、〇〇さんの居宅訪問をしたいのですがよろしいですか?」とお電話させていただくことも多いのですが、

その時に「良いですよ。こちらで何かやることがありますか?」「何か書類が必要ですか?」などと質問を受けることが多いです。

結論から申し上げますと、

処方箋の備考欄に「訪問指示」と書くだけです!

薬局は医師の指示なしに訪問しても、訪問の点数(居宅療養管理指導費)を算定することができません。

医師の指示に基づき、訪問計画をし、薬学的な管理及び指導を行い、医師やケアマネに情報提供する。

これをもれなく行うことで、初めて算定が可能となります。

病院から「訪問薬剤管理指導依頼」の書面、「診療レポート」「情報提供書」等の情報提供があればなおありがたいのですが、

なくても薬局の訪問は可能です。

処方箋の備考欄に「訪問指示」と記載

ご協力いただけると幸いです🙇‍♀️

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ヒアルロン酸ナトリウムPF点眼液0.1%「日点」使ってみた

こんにちは。中野区のなごみ薬局在宅医療チーム・訪問薬剤師の3号です😊

今回は、薬局に在庫していたヒアルロン酸ナトリウムPF点眼液0.1%「日点」が期限切れとなり、

実際に開封して使用感を確かめる機会がありましたので、その使い心地についてレポートしたいと思います。

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「PF」って何?

PFとは「防腐剤無添加」の意味。

Preservative Freeの頭文字から取っています。

パッケージにも「防腐剤無添加」の文字がありますね。

この薬品以外にも、ロートニッテンの薬には「〇〇PF点眼」という薬があります。

他の目薬との違い、フィルターが入っている

通常、目薬には二次汚染防止の目的で防腐剤が入っています。

しかし、防腐剤アレルギーだったり、コンタクトの上からの点眼という点から、防腐剤が入っていない方が良いという場面も。

ヒアルロン酸ナトリウムPF点眼液0.1%「日点」では、ノズルの内側にフィルターを取りつけることで、防腐剤無添加でありながら開封後の微生物汚染を防いでいます。

実際に開けてみた

初めて蓋を開けて中身を見ました。

上部の青い部分がフィルター。

※このフィルターは開けずにこのまま使います。

押してみた

「PFの目薬はフィルター部分があるから、通常の目薬よりも押し心地が固い」と知識では知っていましたが、どれくらい違うのか試してみました。

通常の目薬では、両脇を軽く押すだけですぐに数滴薬液が落ちますが、

PFの目薬では軽く押しただけでは出ませんでした。

かなり強めにギュッと押さえ、それでも薬液が出るまでには、3秒ほどかかりました。(3号調べ)

目薬1滴の量も、通常の目薬よりもやや少なめに感じました。

感想

実際に使ってみて、「思いの外、固い」「これは握力のないお年寄りは難しいかも?!」と思いました。

使い方が特殊な薬は、患者さんにお渡しする前に、できるだけデモ器でも良いので一度使ってみたいですね。

今後の服薬指導に活かしたいと思います!

参考)ロートニッテン 

https://www.rohto-nitten.co.jp/medical/documents/pf/

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他職種連携システム(MCS)を活用しています💻

こんにちは。中野区のなごみ薬局在宅医療チーム・訪問薬剤師の3号です

先日なごみ薬局は他職種連携システムのメディカルケアステーション(MCS)参加薬局です!という話を書きましたが、

最近も日々便利に活用していますので、その活用例をご紹介します。

(↑前回の記事はこちらです)

薬を置いた場所の写真での情報共有

認知症や寝たきりの症状が進んだ患者さんでは、1人の患者さんに多くの医療関係者・介護関係者が関わります。

他職種連携システムを利用すると、お薬の場所も文字情報だけではなく写真で共有できます。

どなたが見てもわかりやすく、安心できるなと思いました。

衛生材料(ガーゼ、包帯など)の購入希望に関しての相談・情報共有ができる

病院から患者さんや患者さん家族へ衛生材料の購入指示があった場合、スムーズに購入まで進むことができます。

今までなら、病院から患者さんに「今後このガーゼと包帯を使うので、用意しておいてください」のように指示があった場合、

患者さんやご家族自らドラッグストアなどに探しにいかなければなりませんでした。

種類も多く、どの商品を買ったら良いか、迷う場面もあったかと思います。

他職種連携システムを利用すると、病院・薬局・患者さん家族間で直接やりとりができます!

なので、病院と薬局間で、直接必要な商品や品番を確認することができます。

その後、患者さん家族に納期や値段をお伝えし、お届けという流れで提供できますので、

患者さんや患者さん家族が探すストレスなく、商品提供までがスムーズに行えます。

なごみ薬局にも衛生材料の取り扱いがございます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

その他、細かな情報共有に使っています

診察の時のご様子や、今後の施設入居予定、ご本人やご家族の気持ちの変化(「最後はホスピスでと考えていたが、やはり家で過ごしたいと気持ちが変わった」など)など

ケアマネさんや他の医療関係者・介護関係者からの情報共有がありがたいです。

何度もご本人やご家族に同じ話をしていただかずに情報共有ができること、大変助かっております。

逆に薬局からも、訪問時の状況、残薬の報告など、他職種の皆さんに知っていただけると良いかなと思う情報を共有させていただいております。

なごみ薬局は他職種との連携・情報共有を大切に考えています

この半年、在宅医療チームで働いてきて、病院や訪問看護、ケアマネさん、ヘルパーさん、ほか他職種の皆さんに助けられる場面がたくさんありました。

初めての人に会うのに抵抗がある患者さん、以前から患者さんと関わっている訪問看護の方が一緒に策を考えてくれた…

患者さんの要望に応えきれない時に、ケアマネさんに相談に乗っていただけた…

医師や看護師から、往診時の状況や処方意図について共有してもらえた…

本当に感謝です。

薬局からも他職種の皆さんへタイムリーに情報を発信・共有していき、

安心して頼める薬局、今度は皆さんが困った時に、頼っていただける薬局でありたいと考えております。

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なごみ薬局では薬剤師による居宅訪問を行っております。

ご依頼・お問合せは、お気軽にお電話でどうぞ。

03-6454-0595

秋の味覚🍠🌰🎃

こんにちは!

なごみ薬局管理栄養士です🕊

少しずつ朝夕の気温が下がってきて、

秋らしくなってきましたね🍁

今回は秋が旬の食材のご紹介です!

秋といえば、「いもくりかぼちゃ」のイメージがありますよね💡

ご存知の方も多いかもしれませんが、

さつま芋と栗は秋が旬ですが、

かぼちゃは夏が旬の野菜です🌞

旬のものは、ほかの時期よりも新鮮でおいしく食べられる上、よく市場に出回るため値段も安価になりやすいです!

また栄養成分も豊富になりますので、

食品を選ぶ際には旬のものを選ぶのがオススメです☺️

さつま芋と栗は食物繊維を多く含む食材です🙆🏻‍♀️

腸内の老廃物の掃除をしてくれる不溶性食物繊維が豊富なので、

便秘が気になる方は是非普段の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか??

なごみ薬局では、管理栄養士が在籍しています😊

日々の食事のお悩みについても、ご相談頂けますので、是非お気軽にお声がけください!

お待ちしております🌱

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骨を丈夫にする食事について💪

こんにちは!

なごみ薬局管理栄養士です🕊

あっという間に11月になり、雪が降る冬が近くなってきましたね❄️雪が降ると地面が滑りやすくなり、転ぶ機会も増えてしまいますよね…。

骨が弱くなっていると、転んだ時に骨折などの大きなけがにつながる可能性があります😨

そこで今回は骨を丈夫にする食事についてです☺️

骨を強くするのに重要なのは、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなどです。それぞれご紹介していきます!

◎カルシウム

 カルシウムは骨を強くする、というのは有名ですよね🤔

 カルシウムは、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品、骨ごと食べられる小魚、干しえびや、納豆や大豆などの大豆製品、野菜類や海藻などに多く含まれています🥛

 なかでも、牛乳や乳製品はカルシウムの吸収率が高い上に、1回の摂取量も多いので、効率よくカルシウムが摂取できます💪

◎ビタミンD

 カルシウムの吸収を促進したり、カルシウムの骨への沈着を助けたりする働きがあります。

 ビタミンDは、きのこ類や卵(特に卵黄)、魚類に多く含まれています🍄

 ビタミンDは脂溶性で、脂に溶けやすい性質があるため、動物性の食品(肉や魚)などと一緒に摂取したり、植物性の食品で摂取する場合は炒め物にしたり、上からオリーブオイルをかけたりすると効率よく摂取されます🐟

 また、ビタミンDは日光を浴びることで体内で生成されるので、日光浴をすることもオススメです☀️しいたけも、生しいたけより太陽を浴びた干ししいたけの方が格段にビタミンDが豊富に含まれているんですよ😉

◎ビタミンK

 カルシウムの骨への沈着を促したり、コラーゲン生成を促進して骨質を改善する働きもあります。

 ビタミンKは、納豆やモロヘイヤ、クロレラ、青汁、緑黄色野菜などに多く含まれています🥦

 ビタミンKも脂溶性なので、脂と一緒に食べると吸収率が上がります。

 ただし、ワーファリンなどの血液抗凝固剤をお飲みの方はビタミンKの摂取に注意が必要です!ビタミンKは血液が固まるのに必要な栄養素なので、抗凝固剤の効果を阻害してしまいます😢気になることがあれば医師や薬剤師にお問い合わせください。

なごみ薬局には管理栄養士が在籍しております❤️‍🔥

お近くの中野区、杉並区にお住まいの方はもちろん、遠くにお住まいの方も栄養相談を受け付けています。

栄養相談では、より詳しいお話ができますので、ご興味のある方は、お気軽にお声がけください!

【参考文献】

・農林水産省 大切な栄養素カルシウム

リベルサス(セマグルチド)

【外部勉強会報告】

「GLP-1 Symposium for Pharmacists 2022」R4.11.6 10:00~12:00 オンライン

概要

・2型糖尿病に用いる経口GLP-1作動薬。食事療法を助ける経口製剤のイメージ。

・通常成人は1日1回3mgから開始し、4週間以上投与した後、1日1回7mgへ増量する。患者の状態に応じて適宜増減するが、1日1回7mgを4週間以上投与しても効果不十分な場合は1日1回14mgへ増量できる。

・膵β細胞のGLP-1受容体に選択的に結合→ATPからcAMPの産生促進→グルコース依存的にインスリンを分泌させる。血糖が高い場合はグルカゴン分泌を抑制する。

空腹時投与

・1日のうちの最初に空腹の状態で水120mL以下とともに3/7/14mgを「1錠」服用する。空腹時の理由は、絶食時間が長いほど効果を発揮するため。

吸湿性が高い

・奇数日の処方は避け、偶数日で処方してもらうと良い。高吸湿性のため、切り取り線のない箇所(縦にカット)は控え、ミシン目でカットする。

・胃カメラを撮る場合、当日はリベルサス休薬も一つの方法。高吸湿性のため、食道に薬が張り付いていることがある。

・薬を水無しで服用すると食道でくっつくことがあるため、水120mL以下とともに服用し薬を胃へ流し込む。

経口投与が可能

・セマグルチドはペプチド骨格を基本とし分子量が大きいこと、胃の分解酵素によって分解されることから経口投与が難しかった。

・ペプチド骨格8位にアミノ酸修飾を施しDPP-4に対する安定性を向上。また26位にリンカーと脂肪酸の結合化学的修飾、34位に脂肪酸結合を阻止するよう設計され、セマグルチドの分解を遅延させる。半減期は約1週間まで延長される。

・吸収促進剤のSNAC(サルカプロザートナトリウム)が局所的にpHを上昇させ、タンパク質分解酵素からセマグルチドを保護する。いずれの規格にもSNACが1錠300mg含有されている。300mgが一番効果的のため、リベルサスは1回2錠で服用しない。

・以上の点から経口投与が可能となった。

セマグルチドの注射剤と経口製剤の比較

・リベルサスと同成分のオゼンピック皮下注は既に発売されている。

・リベルサス7mg≒オゼンピック0.5mg換算。

・注射の体内吸収率は高いが、経口投与は幅がある。投与経路も関係するが、被験者の服用方法にも要因がある。

・リベルサスは毎日内服、オゼンピック皮下注は週1回投与のため、どちらが良いか患者さんに選択してもらう。

体重減少を期待したリベルサスの臨床使用例

・体重減量を兼ねたいとき、食事療法の改善としてリベルサスを使用する。

・肥満と発がんには相関関係がある。体重減少と乳がん、結腸がんのリスクが減少することが明らかになっている。

・トルリシティ皮下注→リベルサス内服へ切り替え(1名)の例。7mg/日を服用後、体重減少が見られた。脂肪は減少するが、筋肉量はほぼ変わりない。食行動が良くなったとのこと。

リベルサス服用後の食事の変化

・食べたいけど箸が止まる、自然と満腹になる、食事量が減る、脂っこい物を食べる気がなくなると感じる患者さんが多い。

・日本肥満学会が作成した「食行動質問表」は自分の食行動をチェックすることができる。

同種薬との比較

・DPP-4阻害剤は食欲低下しない。脂肪は減少するが、筋肉量はほぼ変わりない。

・SGLT2阻害剤(ジャディアンス:エンパグリフロジン錠25mg)と比較すると体重減少はエンパグリフロジンの方が早く見られるが、52週目以降は変わりなし。ジャディアンスでは脂肪と筋肉量の減少が見られた。

服薬指導の注意点

・服用後30分以上は食事・飲水は控える。ただ「30分は間をあける」と伝えると、30分後に必ず食事を取ると思われる方がいらっしゃるので、「30分以上経過したら」と伝える。

・生活スタイルに応じて指導する。

例として「朝目覚めたら薬を飲んでもらう。前日夜にベッドの近くに水と薬を置いておく。服用後は再度寝ても良い。」と伝えてみるのも良い。

・服用タイミングが近いビスホスホネート製剤と併用の場合。まずは処方医師と相談しながら決める。

・セマグルチドのコンプライアンスが良好であれば血中濃度が一定のためビスホスホネート製剤を優先するのも一つ。

・セマグルチドで嘔気、胃の不快感が多い。ただし一概に副作用とは言い切れない。アドヒアランス、糖尿病性神経障害の症例、胃内に食物が残っていた、遺伝子多型の差も考えられる。

・2ヶ月間は食事療法を頑張ってもらう。DPP-4阻害剤→セマグルチドへ変更後、血糖値が上がることがある。つまりDPP-4阻害剤が効果あったと考えられる。8週目の血糖値を評価する。

・セマグルチドは胃の不快感の副作用が生じやすい。例えば7→3mgへ減量、3mgの服用間隔を設ける、ドンペリドンやメトクロプラミド頓服で服用するなどで対応。

・副作用が強い場合は医師に相談する。

遺伝子多型による治療方法の違い

・日米で主流の糖尿病治療薬が異なる。米国はメトホルミン、インスリン、SU剤が多いが、日本はDPP-4阻害薬が多い。

・原因として遺伝子が由来と考えられている。

・日本を含めアジア系はインスリン分泌能が低い傾向にあり、インスリン分泌促進作用のある薬が効果的。

糖尿病と偏見(スティグマ)

・「糖尿病」と聞くと意志が弱い、自己責任だ、性格を否定される、などのイメージを持つ人がいるがこれは偏見である。

・2型糖尿病の原因は50%が遺伝子的要因、50%は環境要因と言われている。また環境要因のうち70%は社会的要因である。

・糖尿病患者は、糖尿病に罹患していない人と変わらない寿命やQOLを治療目標とする。

・まずは私たちの先入観を捨てることが大切。

所感

・リベルサスの吸湿性により、PTPシートは奇数日の場合は問い合わせるよう頭に入れておこうと感じた。

・今回調べてみたところ、ネットでは痩せ薬として情報が氾濫していることがわかった。必要な患者さんに適切に服用してもらえるよう指導をしっかりしていきたい。

・糖尿病治療薬では血糖値の他に、胃の不快感や吐き気などもモニタリングのポイントだと分かった。