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●医療的ケア児とは?
生活する中で「医療的ケア」を必要とする子どものことを「医療的ケア児」と呼んでいます。
「医療的ケア」とは気管に溜まったたんを吸引する「たん吸引」、口から食事が取れない子どもに対し、鼻などから胃に直接や栄養を送る「経管栄養」、「酸素吸入」などです。
近年の新生児医療の発達により、都市部を中心にNICU(新生児集中治療室)が増設された結果、超未熟児や先天的な疾病を持つ子どもなど、
以前なら出産直後に亡くなっていたケースであっても助かることが多くなってきました。
その結果、医療的ケアを必要とする子どもの数は増加傾向にあります。
●医療的ケア児の退院後の生活
医療的ケア児の数が増加傾向であるにもかかわらず、社会的インフラが整っていないことが社会問題となっています。
医療的ケア児に対応できる保育園・幼稚園・学校などの生活の場が圧倒的に少ない、
サービスがなかなか利用できない、などの問題をはじめとして、
医療的ケア児には必須である、毎日の薬の手配も例外ではありません。
お子さんが長期にわたる入院を終え、自宅での生活が始まった時、
「医師が往診には来てくれるけど、薬はどこでもらえば良いの?」
「家の近くの薬局で、子供が飲んでいる薬の取り扱いはあるだろうか?」と困ってしまうご家族は少なくないようです。
●なごみ薬局は3店舗とも医療的ケア児の処方に対応しています!
なごみ薬局は、本店、西荻店、上高田店の3店舗とも医療的ケア児の処方の対応経験あり。
3店舗とも、錠剤を潰す「粉砕」、カプセルの中身だけ飲める状態にする「脱カプセル」の対応も可能です。
「ラコール」「エンシュア」「エレンタールP」などの栄養剤、
輸液、注射用水なども取り扱いしております。
また、在庫のないお薬も、取り寄せで対応いたします。
●お薬の配達も可能です
薬局でのお薬のお受け取りの他、薬剤師がご自宅までお薬をお届けすることも可能です。
このお薬のお届けサービス、通常500円で行っているのですが、
医療的ケア児の場合、医療保険を使って自己負担0円で利用できることがほとんどです。(詳しくはご相談ください)
お薬の種類が多いと、調剤に時間がかかってしまうことも多いもの。
ご家族の時間の有効活用のためにも、ぜひ、お薬の配達をご検討ください。
栄養剤、輸液、注射用水等、重いお薬も配達します。
車を持っていないご家庭など「助かります!」と喜んでいただけています。
●現在、処方を受けている病院
・こども在宅クリニックあおぞら診療所世田谷
・杏林大学医学部附属病院
・荻窪小児発達クリニック
・国立精神・神経医療研究センター
・国立成育医療研究センター
・上高田ちば整形外科・小児科
その他、全国どこの病院・クリニック・診療所の処方箋もお受けいたします。
●LINE・メディカルペイでのチャットで、時間を問わずやりとりできます
日中忙しい患者さんご家族のために、お届け日時のやり取りは電話ではなくLINEやメディカルペイ(アプリ)のチャットで行うことも可能です。
時間を問わずやり取りできるのと、電話やメールよりも気軽にやりとりできる!と好評です。
●置き配&オンライン服薬指導も行っております
日中のお受け取りが難しいご家族のために、置き配&オンライン服薬指導も始めました。
オンライン服薬指導はLINEのテレビ電話やZOOMを使って行い、5〜10分程度です。
また、平日だけでなく、土曜日の配達にも対応しております。
●医療的ケア児とそのご家族の力になりたい
なごみ薬局の在宅医療チームは全員ママ薬剤師。
「話しやすい、身近な医療者」として、頼ってもらえる存在でありたいと思っています。
参考:全国医療的ケア児者支援協議会
医療的ケア児とは
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なごみ薬局では薬剤師による居宅訪問を行っております。
ご依頼・お問合せは、お気軽にお電話でどうぞ。
03-6454-0595