こんにちは。中野区のなごみ薬局・在宅薬剤師の3号です😊
今日は、在宅薬剤師がお薬が準備できてから患者さんの家に行くまで、一体どんなことをしているのか?について書いてみたいと思います。
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訪問前の電話
ご希望の患者さんには、訪問前に「これから伺いますがよろしいですか?」と電話をしています。
訪問曜日や時間が決まっている患者さんには在宅確認の意味合いもありますし、
毎回お薬の準備が整い次第、電話で訪問日時を相談するケースもあります。
電話の受け答えから、「前より元気がないな?」「病状が悪化しているのかも?」「〇〇の薬の副作用かも?」などと推測したりもします。
訪問前に電話したところ、「体調が悪いので」と予定していた訪問日時を変更したケースもありました。
このような場合には、クリニックやケアマネさんに報告させていただくこともあります。
どんなタイミングで訪問しているの?
患者さんによりさまざまです。
デイサービスなど外出が多い方には、在宅している曜日・時間で提案させていただいきます。
独居で、週1回だけご家族が手伝いに来るようなケースでは、ご家族がいる曜日・時間に訪問させていただき、ご家族にお薬をお渡し・ご説明するケースもあります。
逆に「見守りをしてほしい」というご要望がある患者さんでは、
あえてヘルパーさんや訪問介護の介入のない曜日に訪問することもあります。
認知症や精神疾患などでイレギュラーな対応が難しい患者さんでは、すでに介入しているヘルパーや訪問看護の訪問時間に合わせて訪問するケースもあります。
入室時
インターホンを鳴らして本人もしくはご家族やヘルパーが玄関先まで出てくれるパターンもありますが、
暗証番号付きのキーボックスが備え付けられていて、キーボックスから鍵を取り、入室することも多いです。
「大きい音が苦手なので、インターホンは鳴らさないでほしい」
「認知症のため、薬を持ってきたと本人に言うと『いらない』と言われてしまうので、『薬を持ってきた』とは言わないでほしい」
というような、細かなご要望にも対応しております。
部屋に入ってまず確認すること
患者さんの様子や部屋の様子、室温などを確認します。
高齢の方では、真夏でもエアコンを嫌がり、エアコンをつけないで過ごしている方もいます。
このような方にはエアコンをつけるよう声かけすることもあります。
またいつもと同じ曜日・時間に伺ったにもかかわらず、患者さんが家にいなかったことがあり、この時はケアマネさんに念の為報告いたしました。
コロナ渦で、ケアマネさんが患者さん宅に行かれることも減ってしまっているのではないでしょうか?
薬局は、居宅療養管理指導として月4回患者さん宅を訪問することができます。
患者さんのご様子を週1回ペースでケアマネさんに報告いたします。
重い荷物の配達も行っております
ラコール、エンシュアなどの栄養剤、輸液、浣腸など、重量のあるお薬の配達も行っております。
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なごみ薬局では薬剤師による居宅訪問を行っております。
ご依頼・お問合せは、お気軽にお電話でどうぞ。
03-6454-0595