『健康に役立つ!日本の伝統調味料「醤油・みりん・味噌」の魅力とは?』

こんにちは!なごみ薬局管理栄養士です。

皆さんは、普段の料理で使っている調味料の役割や健康への働きをご存じですか?

実は、日本の伝統的な調味料には、味を引き立てるだけでなく、体に嬉しい成分がたくさん含まれているんです。

今回は、毎日の食卓でおなじみの醤油・みりん・味噌について、特徴や健康効果をわかりやすくご紹介します!

1.醤油(しょうゆ)

▸ 伝統的な製法

蒸した大豆・炒った小麦・種麹を混ぜた麹と、食塩水を長期間ねかせて発酵させる製法です。麹菌や乳酸菌の働きで、香り豊かで深い味わいの醤油ができあがります。

この中でも、塩分濃度が16%程度のものを濃口醤油、18%程度のものを淡口醤油といいます。淡口醤油は素材の持ち味を生かすために、色や香りを抑え、食塩の量を多くしています。

▸ 健康への効果

GABA:神経の興奮を抑えてリラックス作用

大豆ペプチド:コレステロール改善

サポニン:動脈硬化の予防や抗酸化作用 消臭・殺菌効果:魚や肉の臭みを消し、保存性も向上

2.みりん

▸ 伝統的な製法

蒸したもち米・米麹・焼酎を混ぜ、熟成させて作ります。糖分やアミノ酸が多く含まれ、アルコール度数は約14%のお酒です。

また、みりんによく似た調味料として、以下のようなものもあります。

「本直し」:みりんに焼酎を加えてアルコール度数を高めたもので、風味が豊か

「みりん風調味料」:水あめやブドウ糖に醸造調味料を混合したもの(お酒ではない

▸ 健康への効果

アミノ酸:旨味UP、塩味や酸味をまろやかに

照り・つや効果:見た目もおいしく

臭み消し&味しみ効果:煮物や照り焼きにおすすめ

3.味噌(みそ)

▸ 伝統的な製法

大豆・米(または麦)・塩を混ぜて発酵させる調味料です。発酵期間や麹の量によって味に違いが出ます。

赤味噌:発酵が長めでコクが強い(味噌汁・煮込み向き)

白味噌:発酵が短めでまろやか、ドレッシングにも最適

▸ 健康への効果

植物性たんぱく質:骨や筋肉の材料に

サポニン:生活習慣病の予防に 食物繊維・乳酸菌:腸内環境を整える・便秘予防に

いかがでしたでしょうか?

どの調味料も、ただ「味を付ける」だけでなく、私たちの健康を支える重要な役割を担っています。 いつもと違う銘柄やご当地の調味料を試してみると、新しいおいしさや発見があるかもしれませんね!

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参考URL

しょうゆ情報センターhttps://www.soysauce.or.jp/knowledge/process

醤油の特性・健康成分|しょうゆの豆知識|日本食文化の醤油を知るhttps://www.eonet.ne.jp/~shoyu/mametisiki/mame08-a.html

みりんができるまで|愛櫻|みりん屋|杉浦味醂株式会社 https://www.mirinya.com/process/

みりん(本みりん)とは?5つの効果&みりん風調味料との違いも|楽しむ・学ぶ|養命酒製造株式会社https://www.yomeishu.co.jp/health/4261/

みそができるまで|みそ蔵 https://www.hanamaruki.co.jp/misogura/about/production-flow-of-miso/

味噌の栄養と効能|種類別の特徴や上手な取り入れ方も解説|フラクトオリゴ糖style|株式会社 明治https://www.meiji.co.jp/oligostyle/contents/0062/

赤味噌と白味噌の違い-糀屋 雨風https://amekaze.jp/post-63644/

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