セレコキシブ錠の禁忌「消化性潰瘍」は上部消化管のみ

こんにちは。中野区のなごみ薬局・在宅部の薬剤師3号です😊

今回は、上高田薬剤師Bさんが調べて情報共有してくれた「セレコキシブの禁忌・消化性潰瘍」について、ブログでもシェアします。

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先日潰瘍性大腸炎治療中の患者様に、セレコキシブ錠が処方されていました。

添付文書上でも【禁忌】の項目(3)で消化性潰瘍のある患者と記載があり、この記載のみでは下部消化管まで含まれるのか判断が付かなかった為、メーカーDIに確認しました。

結論としては、禁忌記載の消化性潰瘍は上部消化管(胃・十二指腸)を指し、下部消化管は含まれません。

また、他の消炎鎮痛剤に関しても、【禁忌】にこの記載があるが、消化器学会のガイドラインから判断しても、上部のみを指し示しているとの事。

今後同様の事例があった場合の参考になればと、報告させていただきました。


Bさん、情報共有ありがとうございます!

なごみ薬局では、このような情報共有がfacebookのグループ内で頻繁に行われています。

自分の店舗だけでなく他の店舗のリアルな事例を知ることができ、とても勉強になります😌

毎日勉強を欠かさず、知識をひとつずつ積み上げていくのが「信頼される薬剤師」の第一歩だと思う3号でした✨

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