SHARE
私の、選択。
薬剤師 × 教育
井出 昌利Ide Masatoshi
管理薬剤師
2013年入社やりたいことに主体的に取り組める会社
本店の管理薬剤師を務めると共に、各課のマネジメントも行っています。当社には本社機能として人事、経理、店舗開発、品質管理、在宅医療、システム開発、学術などの課があり、薬剤師は店舗業務と同時にいずれかの課の活動にも携わっています。個々の社員と面談しながら、すべての課の目標を管理していくのが私の役割です。
ルーティンワークばかりさせられるのではなく、やりたいことがあればどんなことにも挑戦していけるのが当社の面白いところ。社員も「いわれたことだけやる」というより、自分なりの目的を持って主体的に仕事に取り組んでいます。一人ひとりが自立しつつ支え合っており、従業員満足度調査でも「人間関係」の評価が高いです。
心がけているのは、何か判断をするときには常に「患者さんのためになっているか」を軸にして考えることです。新しい仕組みを導入しようとするときなど、ともすると効率ばかりに目が行き、患者さんがおろそかになってしまいがち。結果として患者さんに不利益になるような判断をしてしまわないよう、意識するようにしています。
新しい時代の薬剤師の育成を目指して
私がここ数年とくに力を入れて取り組んでいるのは薬学生の実務実習の受け入れです。当社では毎年実習の受け入れをしており、中野区内では受け入れ人数が一番多い薬局となっています。私は実習の責任者として期間中の指導を担当していますが、学生から逆に教えられるようなこともあり、私自身の勉強にもなっていますね。
人を育てる仕事をしていく上で「役に立つだろう」と、最近ではマネジメントやコーチングの勉強をしています。会社の支援制度を活用して、ビジネスマネジメント検定というのも取りました。各店舗の課題や会社全体の運営方針について話し合う会議にも参加しているので、経営の分析などについても学べたのは良かったです。
AIやロボットなどの活用で、今後、薬局や薬剤師の役割はどんどん変わっていくでしょう。調剤などは完全に自動化され、患者さんとのコミュニケーションを中心とした対人業務がより重要になっていくと考えています。そんな時代に活躍できる薬剤師を育てることが私の目標。人材育成には今後も積極的に取り組んでいきたいですね。